人に、環境に、快適を創る。エコマテリアル。
高温高圧加水分解 水の力が地球の未来を変える。
守りたいものがある。守らなければならない事がある。
先進の発想がシンプルで高性能、優れた安全性を実現しました。
この美しい地球の、青い空を未来へ紡いでゆくために・・・GCE−SYSTEMは、未来への架け橋となります。
GCE‐SYSTEMは、
Global Cycle Environment Systemの略称で
地球全体の廃棄物を環境に配慮しながら変換することにより、
循環型社会環境へ転換する事を意味し、廃棄物を地球環境に配慮しながら
効率的に処理し、減容させ燃料化やその他、有用なリサイクルを行う
というコンセプトに基づくものです。
GCE‐SYSTEMは230度・30気圧という亜臨界域の飽和蒸気(亜臨界水)で、
廃棄物を分解処理する、これまでにない亜臨界域高温高圧加水分解方式です。
燃焼工程が無いため、ダイオキシンなどの有害物質で空気を汚さず、
環境に影響を与えません。
本システムの特徴である、亜臨界域の高温高圧飽和蒸気で廃棄物を処理する発想は今までにない技術です。
今までは、焼却ないし埋め立て処分が主流となっていました。
焼却といえばダイオキシン問題が、
埋立処理は処分地の不足や周辺の環境悪化が問題となっています。
エコマテリアル株式会社は、高温高圧蒸気で廃棄物を処理する方法を開発し、
社会にご提案できるシステムとして構築することに成功いたしました。
納入実績のある、北海道 小樽市にある施設は、スーパーマーケットからの廃棄物(生ゴミを含む)を高温高圧処理し、1/6〜1/7程度に減容化しています。
スーパーマーケットの廃棄物には厨芥ばかりではなく、ポリエチレン、発泡スチロール等も含まれており、
この施設は、それらも分別せず混合で同時処理します。
生成物は減容化され、厨芥とポリエチレン、発泡スチロールの区別ができないほど分解されており、
廃棄物処理だけでなく、有用物への転換を計画できる等の高い技術を確立いたしました。
エコマテリアル株式会社は、開発構築した廃棄物処理技術を社会に提案することにより、
廃棄物処理の問題解決に大きく社会貢献していきたいと考えます。
水の臨界点は
圧力22.12MPa
温度374.15℃です。
水は、大気圧下では100℃で沸騰しますが、
加圧すれば、臨界点まで蒸気圧曲線に従って、それ以上の温度でも
374℃までは液体状態を保つことができます。
このように、臨界温度である 374℃以下の温度域で加圧することにより
液体状態を保つ部分を
亜臨界と呼び、その状態に存在する水を亜臨界水と呼びます。
また、臨界点以上の圧力・温度条件の状態を超臨界といいます。
亜臨界域の亜臨界水の特徴は、温度上昇に伴い水分子の活性衝突が
頻繁に発生するようになります。
その働きによって、有機物の溶解作用と
強い加水分解作用が起ります。
エコマテリアル株式会社は、この亜臨界水の性質を利用した
亜臨界域高温高圧加水分解システム「GCE-SYSTEM」を開発しました。
GCE-システムは、高圧ボイラーにより発生させた、
高温高圧の飽和蒸気で
亜臨界条件を作り、
更にその条件下において、撹拌する事により、
分子の動きを更に活発にし、
廃棄物の分子の鎖を水分子により切断し、
分子レベルで分解反応させるというものです。
有機物を亜臨界で加水分解する事により、二酸化炭素の発生を抑制でき、 燃焼させない為、新たなダイオキシンの発生も防げます。
エコマテリアル株式会社は、地球環境にやさしい廃棄物の再資源化を提案します。
廃棄物の減容化など、用途の拡大(補助燃料化)が可能です(生成物は無菌品です)
「可燃ゴミ」を高温高圧処理した生成物は、処理前と比較すると1/6〜1/7に減容化されます。
生成物は燃料として利用できる充分なエネルギー
(約4000kcal/kg)以上を保持しています。
ペレット状に成型したり、粉状でも篩機を通し、フレコンパック等で容易に運搬できます。
分別作業が不要(混合処理が可能)であり操作が簡単・安全です
本システムは、生ゴミ(厨芥)だけでなくポリエチレン、発泡スチロール、ビニール、紙オムツなど「可燃ゴミ」として持ちこまれる物は分解できる為、 分別をせず処理する事が可能です。
ただし金属類、陶器・ガラス類、生ゴム類は分解できません。
(投入時に取り除く事が出来なかった、GCE-システムでは分解出来ない異物が混入したとしても、排出後選別可能です。)
操作は、処理機に「可燃ゴミ」を投入後、投入蓋を密閉し、技術者が蒸気を注入し、高温高圧状態に達した後、減圧乾燥を行う工程のため、簡単・安全な装置となっております。
燃焼工程が無いため、ダイオキシン類の排出基準を大幅に下回ります
水蒸気により亜臨界域の高温高圧状態を作り、
水の触媒作用により加水分解、熱分解を行います。
「可燃ゴミ」を直接燃焼させない為、
排出ガスのダイオキシン類の発生量は基準値
(5n-TEQ/㎥N以下)を大幅に下回ります。
(弊社での可燃ゴミ実証試験では0.0051ng-TEQ/㎥N )
一般廃棄物系、農水産系、医療系の感染性廃棄物まで多用な廃棄物に対応できます(反応時間調整で可能)
家庭から排出されるゴミを始め、様々な廃棄物に対応可能です。
生ゴミ、紙オムツ、剪定枝、容リ法不適合物、ポリエチレン、発砲スチロール等、経験と実績に裏づけされる多種多様な廃棄物処理に使用可能です。
投入時にオガクズ等の水分調整を行うような、無駄な副資材の投入は必要ありません。
ランニングコストを縮減できます(焼却施設に比べて費用が安価です)
システムが複雑化していないため、同じ処理規模の焼却施設と比較すると、燃料費、電力料金、人件費とランニングコストの抑制が可能となります。
GCE-SYSTEMは、連続運転を行う事により熱効率が向上し、反応時間の短縮が可能で、燃費の向上にもつながります。
建設費が安価です
(最小限の機器で構成しているから少スペースでの設計が可能)
焼却施設と比較すると、廃棄物の量に応じた設計が可能で、
補機類が非常に少なく、
本体もコンパクト設計となっている為、少スペースでの設置が出来るので、建設費の圧縮が可能です。
焼却施設であれば定期的にキャスター(耐火物)の補修が必要となり、さらに補機類の定期整備費用も莫大な金額となります。
GCE-SYSTEMは補機類が少ないため、整備にかかる費用の抑制が可能です。
運転行程は、廃棄物を投入、加圧・加水、乾燥、排出の4工程というシンプルな構造。
稼働の為に必要な人員は、ボイラー技士を含めた最低2人から。
操作に関しましては、試運転調整時に運転指導致します。
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